ご質問へのお答え
例えば A ・ M さん が ご自分の 編曲 アレンジ を レッスンに もって いったとき 、 先生が
「 こんなふうに 展開 して みたら 」 と その場で 音色も さっと 作られて 、 模範演奏を してく
ださったことは なかった でしょうか?
たくさん音楽の引き出しを持ち、自信をもって演奏を通して提案できる力、それが即興力 なの です ね 。
だからこそ 5 級を目指す方は、即興の勉強を 避けて通れないのです。
さあ、今度はあなたの番です!
これから5 級の勉強を始められる今だからこそ、これだけやっていれば大丈夫、そんなテンプレート作りに時間をかけるのではなく、曲の構成や、編曲の方法などをぜひ学んで頂きたいと思います。
その勉強のための“コツ”があるとすれば、たくさんの楽譜を弾くことが 挙げられるでしょう。
私のお勧めの曲集は、『レッツ・プレイ・エレクトーン1 ・ 2 by 柏木玲子』 や 『新エレクトー ン・レパートリー』シリーズの 6 級、 5 級( Vol.1 3 )です。
自動伴奏に 頼らない これらの 曲集を 弾いたら 、 ぜひ 次のようなことを 分析してみてください 。
・この 曲の ジャンル リズム は 何か
・演奏するのに ふさわしい 楽器 音色 は 何か
・どんな 構成の 編曲に なっているのか
・どんな イントロ 、 エンディング が 付けられているのか
・最初の メロディは 2コーラス 以降 、 どのよう に 変奏を されているのか
・伴奏は どんなところで どう 変化 させて あるのか
またメロディ そのものの 分析も してみてくださいね 。
モティーフを どんなふうに 発展 させているのか 、 サビ の メロディや コードは テーマと どんなふうに対比させているのかさせているのか、などなど。
このようにこのように即興の勉強はこれ、というという独立したした「何か」があるのではないと思います。
たくさんの曲に触れ、音楽そのものとの深い関わりを自分のものにしていく積み重ねが、即興力を養ってくれると私は考えています。
まずは楽しんで新しい曲にどんどんチャレンジし、レパートリーの幅を広げてくださいね。
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