・リズム
これの中にそれぞれ横ノリと縦ノリがある
オンビート
アフタービート
2・4ビート
マーチ タンゴ カントリー
ハバネラ
スウィング ビバップ
8ビート
ビギン ボサノヴァボレロ
ロック(ロックンロール
ポップロック
ハードロック ヘヴィメタなど)
バラード
ルンバ マンボ
チャチャチャ
コンパルサ モザンビーク
カリプソ メレンゲ
16ビート
サンバカンソン
フュージョン ハウス
ユーロビート
AOR ファンク
BCバラード テクノ
ヒップポップ
アシッドジャズ
サンババツカーダ ズーク
サルサ
3ビート
ワルツ ソン
ジャズワルツ
※サルサ=決まったリズムはない キューバ音楽を中心に色々な音楽を吸収しながらできた
ニューヨーク在住のプエルトリコ人が発祥の主役
オンビート・シャッフル
アフタービート・シャッフル
2・4ビート
ストリートマーチング
デキシーランド
ブギ シカゴシャッフル
8ビート
レゲエ
R&Bバラード(12/8)
16ビート
AOR ヒップポップ
アシッドジャズ
※あくまでも一例 AOR=アダルトオリエンテッドロック
BC=ブラックコンテンポラリー
・演奏形態&編成
◆ソロ: ピアノ ギター など またはソロ楽器と伴奏(ピアノなど)
◆デュオ: ピアノx2 ギターx2 など
◆トリオ: ソロ楽器+ピアノ+ベース(またはドラム) など
◆カルテット: ソロ楽器+ピアノまたはギターやビブラフォン+ベース+ドラム
などのうち4名で演奏
ペズ: トランペット アルトサックス ベース ドラム
◆ビッグバンド: トランペット+トロンボーン+サックス+ピアノ+ベース+ドラム など
– 2 –
◆ポップスオーケストラ: 木管楽器 金管楽器 弦楽器 打楽器 ピアノ ほか
ボストン・ポップス・オーケストラ
ポール・モーリア・グランド・オーケストラ
リチャード・クレイダーマン・オーケストラ
・1Chorusの構成
◆2部形式
A→A’
黒い瞳 いそしぎ Fly Me to the moon 千の風になって
A→B
Amazing Grace 翼を下さい 涙そうそう Will
◆3部形式
A→A’→B→A
イパネマの娘 峠の我が家 星に願いを
Over The Rainbow
A―(A’→)B→C
ドナドナ 大きな古時計
(現在ポップスの歌もので流行の形)
My Gift To You しるし Every things
※またこれのそれぞれサビから入る逆転の形もある
夜空のムコウ 大都会
民族的な曲の場合、使用されるスケールを把握しておく→
チゴイナー音階・日本音階(陽旋法・陰旋法)・
沖縄音階・ペンタトニック・教会旋法
・モティーフの連結
2小節単位であることが多い(例外:イエスタディ)
ゼクエンツが非常に重要
a-b-a′-b″・a-a′-a″-b ・a-b-a′-c・a-b-c-b′など
カウント・ベイシーオーケストラ
デューク・エリントン楽団
グレン・ミラー・オーケストラ
熱帯Jazz楽団:
トランペットx4 トロンボーンx3 サックスx4
ピアノ ベース ドラム パーカッション ティンバレス
オルケスタ・デ・ラ・ルス: ヴォーカルx2
トランペットx3 トロンボーンx2
ピアノ ベース パーカッションx2 ティンバレス
東京スカパラダイス: トランペット トロンボーン
サックスx3 ギター キーボード ベース
ドラム パーカッション
– 3 –
・メロディの構成
Aメロ(語り)、Bメロ(落とし)、Cメロ(盛り上げ)
それぞれの役割を整理しておくことが重要
それぞれの終止を把握しておくことも重要
(全終止・半終止・変終止・偽終止)
特にサビの部分は曲中一番盛り上がるところなので、初出のテーマより、覚えやすい・音程を上げる・音数を減らす(歌い上げるため)、もしくは増やす・シングアウト(大勢で歌う)・転調するなど、趣向を凝らす
・コードを付ける(ハーモナイズする)
◆ハーモナイズに必要なコードの知識
テンション(コードの仕組みを知る)
代理コード(サブスティテュートコード) トライトーンの知識
Ⅰ→Ⅲm/Ⅷm Ⅳ→Ⅱm7 Ⅴ7→Ⅱ♭7/Ⅳ♯dim
Ⅳm→Ⅶ♭7 etc.
※重要な音を共有している
◆和音配置の知識 倍音の原理により低音ほど音を分散させる
クローズド、オープン、ドロップ2、ドロップ3
コードも同時に考える方が良い カデンツに則っていること、
多彩であることも大事
コードの連続の中からラインを見つけメロディにする場合もある
▼ My Heart Will Go On らいおんハート 反則の曲!
構成が単調な物は展開(アレンジ)に苦労することが多い
・イントロ
◆ドミナント7thを使用したもの
◆ポップスでヴァースとリフレインがある場合はヴァースを
そのまま使用する事が多い 枯葉
◆コードパターンに依るイントロ これはしばしば中間の
ヴァンプでも使用される 君の瞳に恋してる
・インターミッション
◆ヴァンプ(コードパターンの繰り返し・
主に循環コードが使用される)
例:Ⅰ―Ⅵm(Ⅰ♯dim/Ⅲ♭dim)―Ⅱm7―Ⅴ7
Ⅳ→Ⅰbassⅲ→Ⅴ7bassⅱ→Ⅰ
◆テーマがAの部分みの曲によく挿入される
◆テーマの冒頭、または曲中の印象的なコード・
プログレッションを間奏に使用すると、
先に書いた間奏の役割を果たせなくなる
転調があるアレンジも場合のピポットコードもこの範疇
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・アドリブ
器楽曲で必要で有ればアドリブを書く
1コーラス(テーマ)のコードを繰り返し使用するパターンと
2コードもしくは4コードなどテーマとは別のコードの
繰り返しの上にアドリブを行う場合がある
※この場合楽器はソロ楽器からリズム楽器へ、
高い音域の物から低い音域へ、
の順にアドリブが受け渡される
オルタード、ディミニッシュドスケールを知っておくと
アドリブを書くとき便利
・エンディング
◆よく使用されるコード・プログレッション
Ⅳm―Ⅰ Ⅵ♭―Ⅶ♭―Ⅰ Ⅱm7―Ⅴ7―Ⅵ+ etc.
Ⅴ7―Ⅵ(Ⅰに行く代わりに偽終止を使う)
―Ⅱm7―Ⅴ7―Ⅰ etc.
・対旋律
オブリガート→メロディの邪魔をしないように
ハーモニーの中から選ばれ、なおかつ旋律的なもの
メロディより遅れて始まる
セカンドメロディ→メロディと対等だが、
必ずメロディと同じ動きはしないように
フィルイン→メロディが休み、若しくは
ロングトーンの時に挟まれるフレーズ
参考書籍
日音社刊 Jazz Study 渡辺貞夫著
Rittor Music社刊 Practical Seminar of Jazz Vol.2 北川祐著
(財)ヤマハ音楽振興会刊 Practical Arrangement Vol.2,3 若松正司他共著
(財)ヤマハ音楽振興会刊 ソングライター・コース 野口義修
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